わんぱく相撲大会は1977年に初めて開催され、日本の国技である相撲を通じて、「努力・礼儀・思いやり」といった、社会生活の中で大切なことを子ども達に学んでもらうことを目的とした東京JCの伝統ある事業です。国技館の土俵に立てるという大きな感動を与えるだけではなく、全国の地区大会を主体とする約50,000人に及ぶわんぱく力士の参加のもと、本年まで心身の鍛錬と健康の増進を通じて、一貫して地域社会に貢献してまいりました。青少年の健全育成としての教育事業としての役割を踏まえ、旧き良き日本の心を失うことなく、相撲を通じて子ども達に何を伝えていくべきか、初心に経ち帰り考えました。伝えなければいけないのは、日本人の特質でもある相手を思いやり、相手の気持ちを考えること。そして結果を恐れずに高い志を持って精一杯努力し、決められたルールを当たり前に遵守する倫理観ではないでしょうか。勝利に向かい自分の持っている力の限り、一生懸命戦う素晴らしさを体感してもらい、勝った時の喜び、負けた時の悔しさ、そして勝負した相手との友情はフェアに戦うからこそ生まれる。こんな気持ちを伝えたい、そう思い、「2009年度わんぱく相撲スローガン」を考えました。
子ども達には一生懸命ひとつの物事に向かっていく姿勢の大切さを感じてもらい、大人達は結果だけで判断せず、その努力の過程も考える。子ども達を称え、安心して一生懸命になれる環境を作る事が大切だと考えます。規律を守り、物事に正面から真剣に取り組むことの素晴らしさ、その結果もたらされる友情の大切さをいま一度伝えていきます。
我々JCメンバーも物事に一生懸命に立ち向かい、今回わんぱく相撲各地区大会から全国大会を通じ子ども達へ、そして社会にわんぱく相撲の理念を投げかけていかなければいけない。そう考えております。決して容易なことではありません。しかし我々が率先し行動、発信していくことで少しでも理解を深めていただき、社会に浸透していくことと信じております。以上の思いを込め、「2009年度スローガン」とさせていただきます。
社団法人 東京青年会議所
2009年度わんぱく相撲特別委員会
委員長 柴田 元気